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2021年03月03日

Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業

Windows7 をクリーンインストール。
その後、Windowsのアップデートを行うのですが、、、そのままでは、エラーとなってしまい出来ません。
※なので、Windowsアップデートやアップデートの設定を行わないようにします。
 →未実行、未設定のままだと、「2」の作業内のバッチファイル実行を行わなくても良いことになると思われます(未確認ですが・・・)。
※オンラインでの認証もエラーでできません。

まず、サービスパックの適応から行う必要がありますが、ネットを検索するといろいろと情報はあるものの、ダウンロード先がリンク切れとなっていることも多くあり、なかなか分かりづらい感じでした。
 →Windows7のサポート期間が終了したことにより、リンク切れが多数発生しているようです。
どうにかWindowsのアップデートまでできる状況となったので(まさに、ブログを書いている後ろでアップデート中)手順をレポートしておきます。
 →2020年3月時点での情報となります。

大きな手順として、

Windows7(SP無)のインストール(すでにインストール完了の状態)

1.サービスパック1(SP1)のインストール

2.IE11のインストール

3.追加ロールアップのインストール(※必ずしも必要ではないかも)

となります。

必要なWindowsアップデートのダウンロードは、スタンドアロン版としてダウンロードできる「MicrosoftUpdate カタログ」を利用すると便利↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業
https://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx

各アップデートには、「KB??????」のような番号が付けられているので、上記サイトの「検索の開始...」の入力欄に番号を入力し検索すると↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業
検索は、アップデートの「名称」等でも可能です。

そのアップデートが一覧となって表示されます↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業
ちなみに、上画像は、Windows7のサービスパック1のダウンロードを検索、表示されています。
製品はWindows7
64bit版は、「x64ベースシステム用」からダウンロードします。
32bit版は、「x86ベースシステム用」と記載があるか、「x64ベースシステム用」との記載が無いほうからダウンロード。

では早速、アップデート作業を開始。
※すでに適応済みのアップデートをスタンドアロン版で実行すると、「すでに適応済みです」のようなメッセージが表示され2重にインストールされることはありません。
 →メッセージのとおり適応されているので、気にせず作業を進めるようにします。

1.サービスパック1(SP1)のインストール

SP1より前に、KB2454826、KB2533552、の2つのアップデートをインストール↓
KB2454826の直リンク
KB2533552の直リンク(64bit版無)

Windows 7 の Service Pack 1 をインストール(KB976932)↓
Windows 7 Service Pack 1 (KB976932)の直リンク

※SP1のインストールがうまくいかない場合は、システム更新準備ツールを試してみる↓
Windows 7 32bit 用のシステム更新準備ツール (KB947821)
Windows 7 64bit 用のシステム更新準備ツール (KB947821)


2.IE11のインストール

IE11より前に、KB2670838、KB2729094、KB2731771、KB2786081、KB2834140、の5つのアップデートをインストール↓
KB2670838の直リンク
KB2729094の直リンク
KB2731771(64bit)の直リンクKB2731771(32bit)の直リンク
KB2786081の直リンク
KB2834140の直リンク

インターネットエクスプローラー11をインストール。
IE11のダウンロードページ

IE11インストール後、以下のコマンドをメモ帳などにコピーしてバッチファイルを作成し、管理者権限で実行※
net stop wuauserv
net stop bits
ren %SystemRoot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
net start wuauserv
net start bits
net stop cryptsvc
ren %SystemRoot%\System32\catroot2 catroot2.old
net start cryptsvc

※Windowsインストール後、アップデートやアップデートの設定を行っていない場合は、バッチファイルの作成実行は不要と思われます。
※バッチファイルや、上記コマンドがよく分からない方は、
・Windowsのアップデートを無効にして再起動→有効にして再起動
とするか、
・Windowsをシャットダウン→セーフモードで起動→シャットダウン→通常起動
のどちらかでもいいかも。


さらに、KB3148198、KB3138612、の2つのアップデートをインストール↓
KB3148198の直リンク
KB3138612の直リンク

ここで、Windowsアップデートを試してみます。
アップデート可能となっていると思います。

またしても、アップデート不可の場合、
あるいは、Windowsアップデートを早く完了したい場合、
は、以下の3を実行します。


3.追加ロールアップ(KB3125574)のインストール
KB3125574の直リンク


自分が行ったWindowsアップデートが可能となるまでの実際の手順は、

・システム更新準備ツール インストール

・SP1(インストール不可)

・KB2454826、KB2533552、インストール

SP1インストール

IE11(インストール不可)

追加ロールアップインストール

IE11(インストール不可)

KB2670838、KB2729094、KB2731771、KB2786081、KB2834140、インストール

IE11インストール

Windowsアップデートエラー

バッチファイル実行

KB3148198、KB3138612、インストール

WindowsアップデートOK

でした。


アップデートが可能となり、検索と適応、再起動を繰り返してアップデートを進めていきましたが、、、
適応に失敗するアップデートが残りました。
KB4493132、KB4516065、KB4535102 ↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業

調べてみると、、、
サービススタック更新プログラム( KB4490628 )を手動でダウンロードしインストールするといいらしい。
KB4490628の直リンク

インストール、再起動後、Windowsアップデートを実行すると正常終了↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業

その後、2回ほどアップデートを繰り返して、全て適応完了となりました。

もちろん、Windowsの認証もオンラインでOK↓
Windows7 SP無しインストール後のアップデート作業


上記は、2021年3月時点での適応手順となりますが、今後、変わっていくことが予想されます。
また、サービスパック1が適応済みのWindows7をインストールした場合、「2」からの手順で対応可能と思われます。


パソコン診療所
うえはら


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Posted by パソコン診療所 at 21:38│Comments(0)パソコン、ネット関連情報
 
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