2019年11月13日
地デジを見ていると15分で落ちる
地デジを見ていると、15分ぐらいで落ちてしまう。
本体がかなり熱くなっているようなんですが。。。
とのご連絡。
お伺いしてパソコンをお預かり。
HP の一体型
HP TouchSmart PC 600-1190jp
Windows7
です。
ご依頼のお客様は、有る程度、Windowsやパソコンの知識がある方。
「ほこりが詰まっているか、ファンが壊れていないかな。。。」
「自分でカバーを外すのは難しそうなので、お願いします」
とのことで、他の状況から考えても、同様の原因と思われました。
以前の、本体とディスプレイが別々になっているタイプのデスクトップの分解は、比較的すぐにできますが、一体型はなかなか大変です。
ともすると、ノートの分解より手間取る場合もあります。
このHPの場合は、、、なかなか大変でした。
では、早速レポートを。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
まず、本体裏側のカバーの取外しから。
裏側の「スタンド」に取り付けられている半透明のプラスチックカバーを取り外します↓
その下(矢印)のネジを外し、裏側下半分程度のカバーをずらすように取り外します。
画像のネジ4本を外して↓
スタンドを取り外し。
その下には、メモリとハードディスクがあります↓
丸印のネジ2本を外しておきます。
ネジ1本を外して、ハードディスクを取り出します↓
ケーブルの余裕が短いので注意。
本体下両側の「足」もネジを外して取り外し↓
本体裏側左右両端にある、細長いカバー(矢印)を取り外します(ネジ止め無)↓
さらに、スロットインのDVDドライブ部分のカバーも取り外します。
丸印のネジを外します。
反対側も同様に細長いカバーを取り外し↓
丸印のネジを外します。
さらに、HDMIとコンポジェットのコネクタの部分のカバーを取り外します↓
ネジ止めはされていません。
これで、本体の下側から、慎重にカバーを取外すことができます。
上端のみ、きつめのかみ合わせがあります。
で、、、
カバーを取った状態の画像がありませんでした。。。
大きな金属製のカバーを、ネジ11本外して取り外します。
取り外し後は、マザーボード等が丸見え↓
画像では、手前が本体上側になります。
クーラーが2つありますね。
左側は、CPUクーラー。
右側は、サブ基板のチップを冷やしています。
CPU(チップ)周りのネジ4本と、ファン周りのネジ4本を外して、クーラー取り外し。
黒いプラスチックのテープをはがして、本熱フィンとファンを分離↓
↑は、CPUクーラーです。チップクーラーも同様です。
フィンの内側を見てみると、ほこりが絨毯のよう↓
おばけのよう、、、とまではいきませんが、綿ボコリと土ボコリが混じったような感じで、見た目以上に風通しは悪くなっているようです。
エアーとブラシできれいにしました。
クーラーを取外した後のCPU↓
グリスが残っていますが、これがコッチコチに乾燥。
石のように硬くなっています。
クーラー側も同様↓
○○カードのプラスチックでは歯が立たないので、マイナスドライバーで削り落としました。
CPUグリスが砕けて、砂のようになっていますね。
少しキズがついてしまいましたが、放熱効率から考えると、つけないほうが吉。
CPUとチップもきれいにしました↓
CPUのチップ周辺の古いグリスは、無理に取らないようにします。
右側のチップのほうは、多少湿りけが残っていました。
チップは、クーラーの接触面との間に多少隙間があるような感じでしたので、放熱シートを挟みました。
ファンのほこりもとばし基板上もきれいにして、元通り組み立て。
ACアダプタを繋いで、Windowsの起動を確認。
地デジも1時間半表示していましたが、特に問題なし↓
すでに、お引渡し済みです。
ありがとうございました。
パソコン診療所
うえはら
本体がかなり熱くなっているようなんですが。。。
とのご連絡。
お伺いしてパソコンをお預かり。
HP の一体型
HP TouchSmart PC 600-1190jp
Windows7
です。
ご依頼のお客様は、有る程度、Windowsやパソコンの知識がある方。
「ほこりが詰まっているか、ファンが壊れていないかな。。。」
「自分でカバーを外すのは難しそうなので、お願いします」
とのことで、他の状況から考えても、同様の原因と思われました。
以前の、本体とディスプレイが別々になっているタイプのデスクトップの分解は、比較的すぐにできますが、一体型はなかなか大変です。
ともすると、ノートの分解より手間取る場合もあります。
このHPの場合は、、、なかなか大変でした。
では、早速レポートを。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
まず、本体裏側のカバーの取外しから。
裏側の「スタンド」に取り付けられている半透明のプラスチックカバーを取り外します↓
その下(矢印)のネジを外し、裏側下半分程度のカバーをずらすように取り外します。
画像のネジ4本を外して↓
スタンドを取り外し。
その下には、メモリとハードディスクがあります↓
丸印のネジ2本を外しておきます。
ネジ1本を外して、ハードディスクを取り出します↓
ケーブルの余裕が短いので注意。
本体下両側の「足」もネジを外して取り外し↓
本体裏側左右両端にある、細長いカバー(矢印)を取り外します(ネジ止め無)↓
さらに、スロットインのDVDドライブ部分のカバーも取り外します。
丸印のネジを外します。
反対側も同様に細長いカバーを取り外し↓
丸印のネジを外します。
さらに、HDMIとコンポジェットのコネクタの部分のカバーを取り外します↓
ネジ止めはされていません。
これで、本体の下側から、慎重にカバーを取外すことができます。
上端のみ、きつめのかみ合わせがあります。
で、、、
カバーを取った状態の画像がありませんでした。。。
大きな金属製のカバーを、ネジ11本外して取り外します。
取り外し後は、マザーボード等が丸見え↓
画像では、手前が本体上側になります。
クーラーが2つありますね。
左側は、CPUクーラー。
右側は、サブ基板のチップを冷やしています。
CPU(チップ)周りのネジ4本と、ファン周りのネジ4本を外して、クーラー取り外し。
黒いプラスチックのテープをはがして、本熱フィンとファンを分離↓
↑は、CPUクーラーです。チップクーラーも同様です。
フィンの内側を見てみると、ほこりが絨毯のよう↓
おばけのよう、、、とまではいきませんが、綿ボコリと土ボコリが混じったような感じで、見た目以上に風通しは悪くなっているようです。
エアーとブラシできれいにしました。
クーラーを取外した後のCPU↓
グリスが残っていますが、これがコッチコチに乾燥。
石のように硬くなっています。
クーラー側も同様↓
○○カードのプラスチックでは歯が立たないので、マイナスドライバーで削り落としました。
CPUグリスが砕けて、砂のようになっていますね。
少しキズがついてしまいましたが、放熱効率から考えると、つけないほうが吉。
CPUとチップもきれいにしました↓
CPUのチップ周辺の古いグリスは、無理に取らないようにします。
右側のチップのほうは、多少湿りけが残っていました。
チップは、クーラーの接触面との間に多少隙間があるような感じでしたので、放熱シートを挟みました。
ファンのほこりもとばし基板上もきれいにして、元通り組み立て。
ACアダプタを繋いで、Windowsの起動を確認。
地デジも1時間半表示していましたが、特に問題なし↓
すでに、お引渡し済みです。
ありがとうございました。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 22:26│Comments(0)
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