2022年12月22日
事務作業用のデスクトップを新しく
長らく使用していた事務作業用のデスクトップ。
ブログを見返すと、2012年に組み立てていました。
前編:https://pcsinryoujyo.ti-da.net/e4048035.html
後編:https://pcsinryoujyo.ti-da.net/e4048511.html
Core2Duo に Windows7 40GB のSSDでは、やはり遅さが気になってきていました。
→Windows7 は、2020年にサポートが終了しています。
そこで、もっと新しい中古のパソコンを組み立て、Windows10 とすることに。
手元にあったパーツ
マザーボード:MSI X470 GAMING PRO CARBON (ハードオフから購入し一部不具合が発生したもの)
CPUクーラー:AMD純正品 (ハードオフのジャンク品を拾ってあったもの)
電源:450W / EVER GREEN LW-6450H-4 (動作不明の不用品として引き取っていたもの)
SSD:M.2 256GB / Shenzhen Great Disk Technology PROS6ENT-256 (修理対応不可の NAT-KU 製激安ノートに付いていたもの)
光学ドライブ:SATA / LG GH24NSB0 (中古パーツとして購入してあったもの?)
データ、ファイル用HDD:250GB / WESTERN DIGITAL WD2500BEVT 2.5インチ (ノートのハードディスクをSSDに交換後、保管していたもの)
カードリーダーライター:3.5インチ内蔵用 / FA405M3(SW) (Core2パソコンで使用していたものを載せ替え)
パソコンケース:ATXミドルタワーケース (5、6年前に引き取り保管していたパソコンのもの)
新たに購入したパーツ
CPU:AMD Ryzen 3 3200G 3.6GHz 4コア
メモリ:8GB / DDR4SDRAM
早速、組み立て作業開始・・・
X470 マザーボードにRYZEN とDDR4を装着↓

CPUクーラーを取り付け、最小構成でBIOSの起動を確認。
使用しているMSIのAM4マザーボード
X470 GAMING PRO CARBON
は、今年1月にハードオフにて購入。
自宅のゲーム用パソコンで使用していましたが、6月ごろに、CPUから遠いほうのメモリスロット2本の認識がおかしくなってしまい、、、
→BIOSでの認識はするのですが、Windows上では、なぜか「システムで予約済み」のような感じとなり、実際に使用できない。
→近くのスロット2本は、BIOS、Windowsとも認識OK
デュアルチャネルアクセスが不可となりました。
ゲーム用としては、デュアルチャネルが使用できない影響がありそうだったので、8月に、中古でAsRockのB450マザーボードを購入。
マザーボードを交換、Windowsをインストールして正常に動作しています。
結果、手元に残ったメモリスロット不具合 X470 マザーボードを仕事用に活用することとなりました。
また、組み立てに使用するパソコンケースの準備も。
5、6年前に不具合不用品として引き取っていたXPのデスクトップのもの。
ケースは、恐らく20年近く前(XPの後期ぐらい?)のミドルタワー。
Sockte478 のマザーボードにPentium4、AGPのグラフィックカード、IDE接続のドライブ類など、時代を感じさせます。
とりあえず、ケースに付いているパーツ類を全て外して、ほこりなどをクリーニング
スイッチの動きが渋くなっていたので、潤滑剤でスムーズに。
左側に、取り外したマザーボード↓

Aopen の AX45-V
→Aopen は、2006年か2007年ごろ、自作用のマザーボード製造から撤退しています。
上画像右に、今回使用する AMD RYZEN対応の Socket AM4 マザーボード↑
どちらもATX規格のマザーボードなので、年代が違っても(2002年と2018年発売)、大きさやIOコネクタ、増設スロットの配置等は同じ。
さらに、ねじ穴の位置も同じなので、古い AX45-V が付いていたパソコンケースに、X470 のマザーボードを取り付けることも可能です(もちろん、最新のマザーボードも可)。
→ただし、ケースの大きさ(奥行)や、排熱対策等によって、実質的には不可の場合もあり。
X470 のメイン電源コネクタは24ピンですが、20ピンの部分はAX45-V と共通↓

増えた4ピン分は、PCIe関連の電源用(青矢印部分)。
なので、PCIeスロットを使用しなければ、20ピン電源コネクタの古い電源でも使用できます。
→メインが24ピンになったのは、おおよそVistaの時代(DDR2メモリ)から。
ところで、AX45-Vの動作を確認すると、メモリを取り付けるとBIOS起動不可となります(画面表示無し)。
→取り付けない場合は、エラー音が鳴る(これは正常)。
よくよく確認すると、上画像の丸印のチップに溶けたような跡。
丸印のチップ拡大↓

あきらかに、一部分に異常がありますね。
マザーボード廃棄確定。
使用されていたATX電源の基盤を確認すると、電解コンデンサからの液漏れのほかにも、これまで見たことのないような異常が見られたので、電源も廃棄にすることに。
古いAX45-VのIO部分(上)↓

下は使用するX470マザーボードのIO部分。
それぞれのコネクタの位置、種類は違いますが、IO部分全体の大きさや位置は同じとなっているので、、、
IOパネル(バックパネル)を交換することによって、、、↓

新しいATXマザーボードで使用することが可能です↓

専用のパネルがない場合は、パネル無しでも動作に支障はありません。
→ヤモリなどが入る恐れがありますが、これまでのところ、自分で使用しているパソコンでは入っていないようです(糞や卵などの痕跡が無い)
→コンセントにはつないだままなので、OFF時のわずかな電流電圧を嫌っているのか?
前面パネルのスイッチやLEDを接続するコネクタ↓

ケースの接続コネクタをそのまま使用することができます。
購入した8GBのDDR4メモリを取り付け↓

矢印の位置が、Windowsから正常に認識できないスロット2本。
デュアルチャネル動作は、スロット1本とびにメモリを装着する必要があるため、上の状態では、デュアル不可となりました。
ただし、完全に壊れたわけではないので、事務用機に転職となりました。
今回使用したCPUは、RYZEN 3 3200G
RYZENシリーズのCPUは、グラフィック内蔵でない種類が多く、内蔵機種は、型番の最後に「G」が付きます。
購入した3200Gも、「G」が付いているので、マザーボードに直接ディスプレイを接続して画面表示を行うことができます。
が、、、
マザーボードのディスプレイコネクタは、HDMIとDisplayPortのみ。
使用しているディスプレイは、Dsub15とDVIのみ。。。
合いません。
変換コネクタ等を使用して接続することも可能ですが、、、
手元にあった、グラフィックカードを使用することに(矢印)↓

DVIで接続OK
画像下側には、M.2 のSATA SSD。
激安ノートに使用されていたSSDですが、今のところ、問題なく動作しています。
ちなみに、グラフィックのPCIe16xスロットそばの、M.2スロットは、NVMe専用です。
最小構成での取り付け完了で、起動を確認↓

DVDドライブ、2.5インチのハードディスク、カードリーダーを取り付け↓

配線も接続。
2.5インチのハードディスクを取り付ける場所が無いので、側面に結束バンドで固定。
このハードディスクは、単にデータ保存用。
機種名の通りゲーミング向けのマザーボードなので、最近はやりの、ド派手なLEDが光っています。
設定で、消すことも可能、、、だったはず。
Windows10 をインストールし、アップデート。
クロームやofficeなど、使用するソフトをインストール。
メールは、office2010パーソナルのoutlookを使用。
ただ、Windows Live Mail からのデータ移行が直接できない。
→検索しましたが、方法を見つけることができませんでした。
そこで、以前使用していたパソコンに、office2010 のoutlook をインストール。
→移行作業でのみ使用するので、認証はとらない。
outlook2010で、Live Mail からメールデータとアドレス帳を移行。
さらに、outlookでpstファイル形式でエクスポート。
アドレス帳は、連絡先の転送でエクスポート。
エクスポートしたファイルを、新しいパソコンのoutlookで読み込んで完了。
ただし、なぜかこれまでの「送信済みアイテム」のファイルが全て文字化けしてしまう不具合↓

エンコードを変えてみましたが、解消しませんでした。
そこで、以前のパソコンで、Live Mail の送信済みメールを、直接USBメモリにコピーして保存。
新しいパソコンで開くときちんと表示されたので、文章をコピーする場合は、こちらを利用することに。
デスクの下に設置した状態↓

おおかた、作業完了です。
事務用ですが、たまに、チェックや作業にも使用することがあるので、カバーは開けた状態。
システムの詳細情報↓

後は、使用していくうちに必要なソフトや設定を行っていきます。
パソコン診療所
うえはら
ブログを見返すと、2012年に組み立てていました。
前編:https://pcsinryoujyo.ti-da.net/e4048035.html
後編:https://pcsinryoujyo.ti-da.net/e4048511.html
Core2Duo に Windows7 40GB のSSDでは、やはり遅さが気になってきていました。
→Windows7 は、2020年にサポートが終了しています。
そこで、もっと新しい中古のパソコンを組み立て、Windows10 とすることに。
手元にあったパーツ
マザーボード:MSI X470 GAMING PRO CARBON (ハードオフから購入し一部不具合が発生したもの)
CPUクーラー:AMD純正品 (ハードオフのジャンク品を拾ってあったもの)
電源:450W / EVER GREEN LW-6450H-4 (動作不明の不用品として引き取っていたもの)
SSD:M.2 256GB / Shenzhen Great Disk Technology PROS6ENT-256 (修理対応不可の NAT-KU 製激安ノートに付いていたもの)
光学ドライブ:SATA / LG GH24NSB0 (中古パーツとして購入してあったもの?)
データ、ファイル用HDD:250GB / WESTERN DIGITAL WD2500BEVT 2.5インチ (ノートのハードディスクをSSDに交換後、保管していたもの)
カードリーダーライター:3.5インチ内蔵用 / FA405M3(SW) (Core2パソコンで使用していたものを載せ替え)
パソコンケース:ATXミドルタワーケース (5、6年前に引き取り保管していたパソコンのもの)
新たに購入したパーツ
CPU:AMD Ryzen 3 3200G 3.6GHz 4コア
メモリ:8GB / DDR4SDRAM
早速、組み立て作業開始・・・
X470 マザーボードにRYZEN とDDR4を装着↓
CPUクーラーを取り付け、最小構成でBIOSの起動を確認。
使用しているMSIのAM4マザーボード
X470 GAMING PRO CARBON
は、今年1月にハードオフにて購入。
自宅のゲーム用パソコンで使用していましたが、6月ごろに、CPUから遠いほうのメモリスロット2本の認識がおかしくなってしまい、、、
→BIOSでの認識はするのですが、Windows上では、なぜか「システムで予約済み」のような感じとなり、実際に使用できない。
→近くのスロット2本は、BIOS、Windowsとも認識OK
デュアルチャネルアクセスが不可となりました。
ゲーム用としては、デュアルチャネルが使用できない影響がありそうだったので、8月に、中古でAsRockのB450マザーボードを購入。
マザーボードを交換、Windowsをインストールして正常に動作しています。
結果、手元に残ったメモリスロット不具合 X470 マザーボードを仕事用に活用することとなりました。
また、組み立てに使用するパソコンケースの準備も。
5、6年前に不具合不用品として引き取っていたXPのデスクトップのもの。
ケースは、恐らく20年近く前(XPの後期ぐらい?)のミドルタワー。
Sockte478 のマザーボードにPentium4、AGPのグラフィックカード、IDE接続のドライブ類など、時代を感じさせます。
とりあえず、ケースに付いているパーツ類を全て外して、ほこりなどをクリーニング
スイッチの動きが渋くなっていたので、潤滑剤でスムーズに。
左側に、取り外したマザーボード↓
Aopen の AX45-V
→Aopen は、2006年か2007年ごろ、自作用のマザーボード製造から撤退しています。
上画像右に、今回使用する AMD RYZEN対応の Socket AM4 マザーボード↑
どちらもATX規格のマザーボードなので、年代が違っても(2002年と2018年発売)、大きさやIOコネクタ、増設スロットの配置等は同じ。
さらに、ねじ穴の位置も同じなので、古い AX45-V が付いていたパソコンケースに、X470 のマザーボードを取り付けることも可能です(もちろん、最新のマザーボードも可)。
→ただし、ケースの大きさ(奥行)や、排熱対策等によって、実質的には不可の場合もあり。
X470 のメイン電源コネクタは24ピンですが、20ピンの部分はAX45-V と共通↓
増えた4ピン分は、PCIe関連の電源用(青矢印部分)。
なので、PCIeスロットを使用しなければ、20ピン電源コネクタの古い電源でも使用できます。
→メインが24ピンになったのは、おおよそVistaの時代(DDR2メモリ)から。
ところで、AX45-Vの動作を確認すると、メモリを取り付けるとBIOS起動不可となります(画面表示無し)。
→取り付けない場合は、エラー音が鳴る(これは正常)。
よくよく確認すると、上画像の丸印のチップに溶けたような跡。
丸印のチップ拡大↓
あきらかに、一部分に異常がありますね。
マザーボード廃棄確定。
使用されていたATX電源の基盤を確認すると、電解コンデンサからの液漏れのほかにも、これまで見たことのないような異常が見られたので、電源も廃棄にすることに。
古いAX45-VのIO部分(上)↓
下は使用するX470マザーボードのIO部分。
それぞれのコネクタの位置、種類は違いますが、IO部分全体の大きさや位置は同じとなっているので、、、
IOパネル(バックパネル)を交換することによって、、、↓
新しいATXマザーボードで使用することが可能です↓
専用のパネルがない場合は、パネル無しでも動作に支障はありません。
→ヤモリなどが入る恐れがありますが、これまでのところ、自分で使用しているパソコンでは入っていないようです(糞や卵などの痕跡が無い)
→コンセントにはつないだままなので、OFF時のわずかな電流電圧を嫌っているのか?
前面パネルのスイッチやLEDを接続するコネクタ↓
ケースの接続コネクタをそのまま使用することができます。
購入した8GBのDDR4メモリを取り付け↓
矢印の位置が、Windowsから正常に認識できないスロット2本。
デュアルチャネル動作は、スロット1本とびにメモリを装着する必要があるため、上の状態では、デュアル不可となりました。
ただし、完全に壊れたわけではないので、事務用機に転職となりました。
今回使用したCPUは、RYZEN 3 3200G
RYZENシリーズのCPUは、グラフィック内蔵でない種類が多く、内蔵機種は、型番の最後に「G」が付きます。
購入した3200Gも、「G」が付いているので、マザーボードに直接ディスプレイを接続して画面表示を行うことができます。
が、、、
マザーボードのディスプレイコネクタは、HDMIとDisplayPortのみ。
使用しているディスプレイは、Dsub15とDVIのみ。。。
合いません。
変換コネクタ等を使用して接続することも可能ですが、、、
手元にあった、グラフィックカードを使用することに(矢印)↓
DVIで接続OK
画像下側には、M.2 のSATA SSD。
激安ノートに使用されていたSSDですが、今のところ、問題なく動作しています。
ちなみに、グラフィックのPCIe16xスロットそばの、M.2スロットは、NVMe専用です。
最小構成での取り付け完了で、起動を確認↓
DVDドライブ、2.5インチのハードディスク、カードリーダーを取り付け↓
配線も接続。
2.5インチのハードディスクを取り付ける場所が無いので、側面に結束バンドで固定。
このハードディスクは、単にデータ保存用。
機種名の通りゲーミング向けのマザーボードなので、最近はやりの、ド派手なLEDが光っています。
設定で、消すことも可能、、、だったはず。
Windows10 をインストールし、アップデート。
クロームやofficeなど、使用するソフトをインストール。
メールは、office2010パーソナルのoutlookを使用。
ただ、Windows Live Mail からのデータ移行が直接できない。
→検索しましたが、方法を見つけることができませんでした。
そこで、以前使用していたパソコンに、office2010 のoutlook をインストール。
→移行作業でのみ使用するので、認証はとらない。
outlook2010で、Live Mail からメールデータとアドレス帳を移行。
さらに、outlookでpstファイル形式でエクスポート。
アドレス帳は、連絡先の転送でエクスポート。
エクスポートしたファイルを、新しいパソコンのoutlookで読み込んで完了。
ただし、なぜかこれまでの「送信済みアイテム」のファイルが全て文字化けしてしまう不具合↓
エンコードを変えてみましたが、解消しませんでした。
そこで、以前のパソコンで、Live Mail の送信済みメールを、直接USBメモリにコピーして保存。
新しいパソコンで開くときちんと表示されたので、文章をコピーする場合は、こちらを利用することに。
デスクの下に設置した状態↓
おおかた、作業完了です。
事務用ですが、たまに、チェックや作業にも使用することがあるので、カバーは開けた状態。
システムの詳細情報↓
後は、使用していくうちに必要なソフトや設定を行っていきます。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 21:41│Comments(0)
│Ryzen 3 G3200