2024年01月14日
ワープロ代わりに使用したい
自宅で文書を作成するためにノートパソコンを使っているが、電源が入らないことが多くなった。
何度か電源ボタンを押すと起動するのですが、だんだんと悪化している。
直りますか?
との問い合わせ。
いろいろとチェックしてみましたが、不具合が改善せず。
原因として残ったのはマザーボード。
ですが、Vista時代のノートであること、ディスプレイも劣化が始まっていて一部が白っぽくなっていることなどから、不具合対応は無しに。
代わりに、以前にもらっていたノートが使えるかどうか、チェックとメンテナンスをお願いしたいと持ち込まれました。
ノートは、富士通の
FMV BIBLO NB50L
WindowsXP Home
電源を入れてみると、ディスプレイの表示は明るさ発色ともきれい。
しかし、
operating system not found
の表示でストップ。。。
ハードディスクが有ると思われる部分から、「カチャカチャ・・・」と小さな動作音が聞こえることから、エラーの可能性大。
メンテナンスも兼ねて、本体内を確認するため、分解します。
その前に、いつものお約束。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
また、作業後、数日~数ヶ月後に画像と記憶をたよりに記載しています。
間違いや、手順が前後逆だったり抜けている場合もあると思います。
あらかじめご了承ください。
ハードディスクの取り出しは、、、
まず、本体底面側から、DVDドライブをマウンタごと取り外します↓

ネジを2本外して、横方向に引っ張り出します。
すると、DVDドライブの下にハードディスクが有るので、ネジを外して↓

手前にずらすようにマウンタごと取り外します。
作業用のパソコンに接続してチェックすると、BIOSでの認識はありますが、一切、アクセスできない状態。
相変わらず、カチャカチャと異音がする状況
手持ちの、IDEの20GBに交換することに。
→WindowsXPで、ほぼワード専用機としての使用方法となるので、20GBで充分。
本体の分解はココから↓

キーボードの向こう側の細長いカバーを矢印方法へずらすように取外し。
キーボードは、丸印のプラスチックのピンを抜いて取外し↓

取外しの際は、マザーボードに接続されているフィルム配線に気を付けます↓

キーボード下には増設用のメモリスロットが有ります↓

スロットの下には、オンボードのメモリ256MB(矢印)
本体背面、丸印部分の隙間にマイナスドライバ等を差し込んで、浮かせます↓

左右とも同様に浮かせて、、、
ディスプレイ手前の、電源ボタン等が付いているパネルを取外し↓

本体底面のネジを全て外して、底面カバー取外し。
本体内部の様子↓

中央やや左にCMOS保存用のボタン電池。
CPUクーラーの丸印のネジを外すと、放熱フィンの部分(ほこりが詰まりやすい箇所)を確認できますが↓

せっかくなので、全て取り外してほこり除去↓

載っていた、CeleronM360↓

CPUグリスも塗りなおして、CPUクーラーを取付け。
フロッピーディスクドライブもネジ2本を外して取り外し↓

内部のほこり除去などメンテナンス。
今でも、作成したワード文書はフロッピーに保存しているそうなので、FDDの正常動作は重要です。
→動作しなければ、外付けFDDを利用する手もありますが、できれば内蔵で動作するほうが〇
全て組み立て直して、WindowsXPをインストール(SP3が適応された状態)。
ドライバは、富士通のダウンロードだけでなく、いろいろと探し回りました。
ただし、サウンドのドライバだけが、なかなか見つからない。。。
いろいろと試した結果、富士通の他機種のドライバが適応できることが判明。
ここからダウンロード↓
https://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/pc/drvdownload?driverNumber=E0100013
保存したファイルをダブルクリックで解凍すると、”3686ich4” という名称のフォルダが作成されます。
→フォルダ内の setup の実行ファイルは使用しません(実行するとエラーに)。
”ich4”フォルダを開きます↓

さらに、”wdm”フォルダを開くと、、、
セットアップ情報ファイルの”stac97”があるので、これを使用します↓

サウンドドライバを手動でインストールする方法を進め、、、
インストールするファイルに、先ほどの”stac97”を指定します↓

”SigmaTel C-Major Audio” を選択して次へ↓

互換性に関して注意表示がでますが、「はい」を選択↓

サウンドドライバのインストールが完了↓

これで、音声がでるようになりました。
モデムはBIOS設定で無効に↓

全てのドライバが当たりました↓

LPC下の状態↓

フロッピ^ディスクドライブも認識OK
フロッピーディスクドライブの動作確認↓

上側に表示のEドライブにあるファイルを、下に表示のフロッピー(パスの先頭がAドライブ)にコピーOK
電話で、WindowsXPの認証もとりました↓

office2000をインストールし、ワードの起動を確認。
Windowsのネット関連の機能を全て停止(ご自宅はネット無し)。
最後に、Cドライブのクリーンアップとデフラグを行ってメンテナンス完了。
すでにお引渡し済み。
ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら
何度か電源ボタンを押すと起動するのですが、だんだんと悪化している。
直りますか?
との問い合わせ。
いろいろとチェックしてみましたが、不具合が改善せず。
原因として残ったのはマザーボード。
ですが、Vista時代のノートであること、ディスプレイも劣化が始まっていて一部が白っぽくなっていることなどから、不具合対応は無しに。
代わりに、以前にもらっていたノートが使えるかどうか、チェックとメンテナンスをお願いしたいと持ち込まれました。
ノートは、富士通の
FMV BIBLO NB50L
WindowsXP Home
電源を入れてみると、ディスプレイの表示は明るさ発色ともきれい。
しかし、
operating system not found
の表示でストップ。。。
ハードディスクが有ると思われる部分から、「カチャカチャ・・・」と小さな動作音が聞こえることから、エラーの可能性大。
メンテナンスも兼ねて、本体内を確認するため、分解します。
その前に、いつものお約束。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
また、作業後、数日~数ヶ月後に画像と記憶をたよりに記載しています。
間違いや、手順が前後逆だったり抜けている場合もあると思います。
あらかじめご了承ください。
ハードディスクの取り出しは、、、
まず、本体底面側から、DVDドライブをマウンタごと取り外します↓
ネジを2本外して、横方向に引っ張り出します。
すると、DVDドライブの下にハードディスクが有るので、ネジを外して↓
手前にずらすようにマウンタごと取り外します。
作業用のパソコンに接続してチェックすると、BIOSでの認識はありますが、一切、アクセスできない状態。
相変わらず、カチャカチャと異音がする状況
手持ちの、IDEの20GBに交換することに。
→WindowsXPで、ほぼワード専用機としての使用方法となるので、20GBで充分。
本体の分解はココから↓
キーボードの向こう側の細長いカバーを矢印方法へずらすように取外し。
キーボードは、丸印のプラスチックのピンを抜いて取外し↓
取外しの際は、マザーボードに接続されているフィルム配線に気を付けます↓
キーボード下には増設用のメモリスロットが有ります↓
スロットの下には、オンボードのメモリ256MB(矢印)
本体背面、丸印部分の隙間にマイナスドライバ等を差し込んで、浮かせます↓
左右とも同様に浮かせて、、、
ディスプレイ手前の、電源ボタン等が付いているパネルを取外し↓
本体底面のネジを全て外して、底面カバー取外し。
本体内部の様子↓
中央やや左にCMOS保存用のボタン電池。
CPUクーラーの丸印のネジを外すと、放熱フィンの部分(ほこりが詰まりやすい箇所)を確認できますが↓
せっかくなので、全て取り外してほこり除去↓
載っていた、CeleronM360↓
CPUグリスも塗りなおして、CPUクーラーを取付け。
フロッピーディスクドライブもネジ2本を外して取り外し↓
内部のほこり除去などメンテナンス。
今でも、作成したワード文書はフロッピーに保存しているそうなので、FDDの正常動作は重要です。
→動作しなければ、外付けFDDを利用する手もありますが、できれば内蔵で動作するほうが〇
全て組み立て直して、WindowsXPをインストール(SP3が適応された状態)。
ドライバは、富士通のダウンロードだけでなく、いろいろと探し回りました。
ただし、サウンドのドライバだけが、なかなか見つからない。。。
いろいろと試した結果、富士通の他機種のドライバが適応できることが判明。
ここからダウンロード↓
https://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/pc/drvdownload?driverNumber=E0100013
保存したファイルをダブルクリックで解凍すると、”3686ich4” という名称のフォルダが作成されます。
→フォルダ内の setup の実行ファイルは使用しません(実行するとエラーに)。
”ich4”フォルダを開きます↓
さらに、”wdm”フォルダを開くと、、、
セットアップ情報ファイルの”stac97”があるので、これを使用します↓
サウンドドライバを手動でインストールする方法を進め、、、
インストールするファイルに、先ほどの”stac97”を指定します↓
”SigmaTel C-Major Audio” を選択して次へ↓
互換性に関して注意表示がでますが、「はい」を選択↓
サウンドドライバのインストールが完了↓
これで、音声がでるようになりました。
モデムはBIOS設定で無効に↓
全てのドライバが当たりました↓
LPC下の状態↓
フロッピ^ディスクドライブも認識OK
フロッピーディスクドライブの動作確認↓
上側に表示のEドライブにあるファイルを、下に表示のフロッピー(パスの先頭がAドライブ)にコピーOK
電話で、WindowsXPの認証もとりました↓
office2000をインストールし、ワードの起動を確認。
Windowsのネット関連の機能を全て停止(ご自宅はネット無し)。
最後に、Cドライブのクリーンアップとデフラグを行ってメンテナンス完了。
すでにお引渡し済み。
ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら