2023年01月12日
いつものSSDへの交換
Windowsの起動、動作が遅いのですが、、、
とのお問い合わせを頂きました。
早速お伺いして、状況を確認。
ノートは、Lenovoの
Ideapad 320 Windows10
電源ON後、デスクトップ表示まで10分近くかかります。
表示後も、ハードディスクのアクセスが100%の状態が長く続き、クリック等の反応がかなり遅い。
Windowsは最新の状態ですが、その他のバックグラウンドでの処理にハードディスクが手一杯の状態。
さらに、メモリ4GBのうち、3.2~3.5GBは起動状態で使用されています。
ハードディスクのSMARTチェックは、特に問題無し。
怪しげなソフトや、バックグラウンドでの実行もありません。
状況から、
メモリを8GBに倍増、ハードディスクをSSDへ交換。
で、かなり改善されると予想されますが、SSDへの交換のみ行うことに。
→メモリとSSDの効果を10とすると、SSDのみの場合は8、メモリのみの場合は3程度と思われます。
→ちなみに、CPUはオンボード(基盤にはんだ付け/超低電圧版CPUはオンボードでの装着のみ)のため、アップグレード不可。
お預かりして、まず、Cドライブのクリーンアップとデフラグ。
多少、状況が改善した印象がありますが、普通に使用するには、まだまだ、忍耐が必要な感じ。
では、交換作業に入ります。
以下のレポートにまとめていますが、
その前に、いつものお約束。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
また、作業後、数日~数ヶ月後に画像と記憶をたよりに記載しています。
間違いや、手順が前後逆だったり抜けている場合もあると思います。
あらかじめご了承ください。
まず最初に、本体底面のネジを全て外します↓

矢印のネジは、DVDドライブ固定用。
外すと、ドライブを引っ張りだすことができます。
底面カバーとDVDドライブを取り外した状態↓

手前左側にハードディスクがありますね。
画像の位置に、マイナスドライバ等を差し入れて、ハードディスクを浮かせ、↓

SATAコネクタを中心に、回転するように浮かせることができます。
→ネジ止めはされていません。
ななめに浮かせたところで、ハードディスクを引き抜きます↓

あまり、浮かせすぎないようにしましょう。
使用されていたハードディスクは、500GB SEAGATE製 ST500LT012 (左)↓

交換に使用するSSDは、250GB KIOXIA製
KIOXIA は、以前の、東芝のメモリ部門を独立させたような日本企業です。
KIOXIA:https://www.kioxia.com/ja-jp/top.html
60GB程度のみ使用された状態なので、容量半分のSSDへも移行可能です。
アクロニス トゥルーイメージ で、ハードディスクからSSDへイメージコピー(容量は自動調整)。
コピー正常終了後、SSDをノートに仮取り付け、Windowsの起動を確認↓

はやり、早いですね。
1分弱程度でデスクトップが表示され、その後の、SSDへのアクセスは2、3分ほどで落ち着きます。
→さらに、アクセス中もクリックの反応が早く、ストレスなく操作できる感じです。
ハードディスクからマウンタを取り外し↓

矢印の「突起」で固定しています(4ヶ所/ネジ無し)
マウンタにSSDを取り付けて、ノートへ取り付け↓

ついでに、CPUファンとヒートシンク部分もきれいに↓

ボタン電池を固定していた両面テープがはがれていたので、↓

新しいテープで、張り直しました。
標準メモリの4GBはオンボード↓

増設用のスロットが1つ有ります。
ちょっと気になったのは、内蔵のバッテリー↓

少し膨張しているように見えます。
右上には、ノート本体の「跡」がついています。
全て、元通り組み立て。
Windowsを起動し、ライセンスも確認↓

OKですね。
SSDに交換したので、先読み機能の”Sysmain”サービスを停止し無効化。
Lenovoのアップデートを確認すると、BIOSがあったので適応↓


終了すると、再起動がかかります。
すでにお引渡し済み↓

ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら
とのお問い合わせを頂きました。
早速お伺いして、状況を確認。
ノートは、Lenovoの
Ideapad 320 Windows10
電源ON後、デスクトップ表示まで10分近くかかります。
表示後も、ハードディスクのアクセスが100%の状態が長く続き、クリック等の反応がかなり遅い。
Windowsは最新の状態ですが、その他のバックグラウンドでの処理にハードディスクが手一杯の状態。
さらに、メモリ4GBのうち、3.2~3.5GBは起動状態で使用されています。
ハードディスクのSMARTチェックは、特に問題無し。
怪しげなソフトや、バックグラウンドでの実行もありません。
状況から、
メモリを8GBに倍増、ハードディスクをSSDへ交換。
で、かなり改善されると予想されますが、SSDへの交換のみ行うことに。
→メモリとSSDの効果を10とすると、SSDのみの場合は8、メモリのみの場合は3程度と思われます。
→ちなみに、CPUはオンボード(基盤にはんだ付け/超低電圧版CPUはオンボードでの装着のみ)のため、アップグレード不可。
お預かりして、まず、Cドライブのクリーンアップとデフラグ。
多少、状況が改善した印象がありますが、普通に使用するには、まだまだ、忍耐が必要な感じ。
では、交換作業に入ります。
以下のレポートにまとめていますが、
その前に、いつものお約束。
レポートでは、配線やケーブル、コネクタ類の取り外しは、特に注意が必要となるもの以外は記載していません。
作業中、適時、外すようにします。
また、作業後、数日~数ヶ月後に画像と記憶をたよりに記載しています。
間違いや、手順が前後逆だったり抜けている場合もあると思います。
あらかじめご了承ください。
まず最初に、本体底面のネジを全て外します↓
矢印のネジは、DVDドライブ固定用。
外すと、ドライブを引っ張りだすことができます。
底面カバーとDVDドライブを取り外した状態↓
手前左側にハードディスクがありますね。
画像の位置に、マイナスドライバ等を差し入れて、ハードディスクを浮かせ、↓
SATAコネクタを中心に、回転するように浮かせることができます。
→ネジ止めはされていません。
ななめに浮かせたところで、ハードディスクを引き抜きます↓
あまり、浮かせすぎないようにしましょう。
使用されていたハードディスクは、500GB SEAGATE製 ST500LT012 (左)↓
交換に使用するSSDは、250GB KIOXIA製
KIOXIA は、以前の、東芝のメモリ部門を独立させたような日本企業です。
KIOXIA:https://www.kioxia.com/ja-jp/top.html
60GB程度のみ使用された状態なので、容量半分のSSDへも移行可能です。
アクロニス トゥルーイメージ で、ハードディスクからSSDへイメージコピー(容量は自動調整)。
コピー正常終了後、SSDをノートに仮取り付け、Windowsの起動を確認↓
はやり、早いですね。
1分弱程度でデスクトップが表示され、その後の、SSDへのアクセスは2、3分ほどで落ち着きます。
→さらに、アクセス中もクリックの反応が早く、ストレスなく操作できる感じです。
ハードディスクからマウンタを取り外し↓
矢印の「突起」で固定しています(4ヶ所/ネジ無し)
マウンタにSSDを取り付けて、ノートへ取り付け↓
ついでに、CPUファンとヒートシンク部分もきれいに↓
ボタン電池を固定していた両面テープがはがれていたので、↓
新しいテープで、張り直しました。
標準メモリの4GBはオンボード↓
増設用のスロットが1つ有ります。
ちょっと気になったのは、内蔵のバッテリー↓
少し膨張しているように見えます。
右上には、ノート本体の「跡」がついています。
全て、元通り組み立て。
Windowsを起動し、ライセンスも確認↓
OKですね。
SSDに交換したので、先読み機能の”Sysmain”サービスを停止し無効化。
Lenovoのアップデートを確認すると、BIOSがあったので適応↓
終了すると、再起動がかかります。
すでにお引渡し済み↓
ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 22:01│Comments(0)
│遅い、遅くなった