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2024年04月16日

事務所のパソコンが遅い

事務所で使用しているパソコンが遅く、反応が悪いのですが。。。

とのご連絡。
お伺いしてみると、HP のデスクトップがありました。
ProDisk 600 G1
Windows7 から Windows10 へアップグレード済み

動作を確認してみると、確かに起動は遅めですが、起動後は、速くはありませんがそれなりに使用できる感じ。
クリックやキー入力に関しても、反応が少し遅れる場合もありますが、イライラするほどでもない。

いろいろと調べてみて、遅い原因となりそうなものが判明。
・ストレージがハードディスク(SMARTに異常は無く、エラーセクタは無し)
・メモリが4GB
・少し前に、Windowsのアップデートが行われている。

上記3つのうち、直接的な原因となったのは、Windowsアップデートと思われます。
→アップデート関連のハードディスクの読み書きにより、ソフトの動作が重くなったり反応が悪くなる。
→ちなみに、CPUは第4世代のCorei3
動作チェックの際は、すでにアップデートが終わっていたために、動作が改善していたものの、次のアップデートで、再度同じ状態になることはあきらかです。

アップデートを止めるわけにはいかないので、対処としては、
1.ハードディスクをSSDに変更する
2.メモリを8GBに増設する。
効果としては、SSDへの変更のほうが、メモリ増設の3倍以上の効果といった感じ。
もちろん、SSDとメモリ増設の両方を行うと最強になります。

が、

この時は、「検討してみます」とのことでしたので、Cドライブのクリーンアップとデフラグ、不要ソフトの削除を実施。
また、しばらくぶりにパソコンを使用した場合は、Windowsのアップデートなどが実行されることがあるので、起動直後は遅い状態となることを説明し対応完了。


その数か月後に、
「やはり遅いので、対応をお願いします」
との連絡。
お預かりして、ハードディスクをSSDへ交換することに。

※今回は、依頼が重なり忙しくなっていたため、画像が3枚のみとなりました。

再度、Cドライブのクリーンアップとデフラグを実施。
アクロニスで、用意したSSDへハードディスクのイメージをコピー。
SSDからのWindows起動を確認。

ハードディスクをSSDへ交換となりますが、大きさが違う(HDDは3.5インチ/SSDは2.5インチ)ので、そのままでは取付け不可。
そこで、ハードディスクを固定する個所に、結束バンドを利用してSSDを固定↓
事務所のパソコンが遅い
多少ぐらつきますが、衝撃や振動に強いSSDはこれでOK。
→もちろん、脱落してしまうようなことは無いようにしています。
3.5インチベイにSSDなどの2.5インチのドライブを固定できるようなマウンタも販売されていますが、その分、料金が高くなるので、通常は利用せずに済むようにしています(必要や希望があれば、マウンタを利用します)。

メモリは、4GBが1枚使用されていましたが、手元あった同じ2GBの2枚に交換。
→これで、2枚のメモリに同時アクセスする「デュアルチャネル」動作となり、理論上、動作が速くなります。
さらに、1GBのメモリも2枚組があったので、おまけで取付けました↓
事務所のパソコンが遅い
メモリはそのままの予定でしたが、デュアルチャネル化と2GBの増設となりました。
メモリのエラーチェックも異常無しでOK。

パソコン内のほこりもきれいにして↓
事務所のパソコンが遅い
カバーを閉じて、対応完了。
いつもながら、ハードディスクの時と比較して、格段に動作が速くなりました。

すでにお届け済み。
取り外した純正のハードディスクは、バックアップ用として引き渡しています。
ありがとうございました。

パソコン診療所
うえはら


タグ :HPSSD化

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Posted by パソコン診療所 at 19:25│Comments(0)遅い、遅くなった
 
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