2023年03月25日
HDDをSSDへ交換
ハードディスクをSSDに交換してほしい。
とのご依頼。
以前にSSDへ交換したお客様のご友人の方で、交換を勧められたとのこと。
お客様とお二人でご来店いただきました。
持ち込まれたノートは、東芝の
Dynabook Satellite B65/R
Windows10
状況を確認すると、、、電源ONからデスクトップが表示されるまでに3分近くかかり、その後もハードディスクのアクセスが、延々と続く状態。
10分程度経過後も、アクセスしている状態。
もしや、ハードディスクエラーも考えられるので、SMARTをチェックすると、、、異常無し。
CrystalDiskInfo を使用していますが、表示がでるまでに30秒程度かかりました。
怪しげなソフトが入っていたり、バックグラウンドで動作していることもありません。
それでも、影響がありそうなことと言えば、
・セキュリティーソフトが2つ、マカフィーとノートンがインストールされていること。
・Windowsのアップデートでエラーがあること。
・メモリが4GB
お預かりして、対応することとなりました。
まず、メモリの増設。
オリジナルは、4GBが1枚装着されているので、空いているスロットに4GBメモリを取り付け↓

4GBの2枚に。
エラーチェックで正常動作を確認。
画像の矢印のネジは、底面カバーを取り外す際に外します。
メモリを増やせば程度に差はあっても速くなりはしますが、、、想定していたより効果は小。
次に、Windowsのアップデート等のメンテナンス。
まず、マカフィーとノートンを削除、、、したかったのですが、、、
ノートンが通常のアンインストールで削除できない(無反応)。
そこで、メーカーサイトより削除ツールをダウンロードして実行、アンインストール成功。
→そもそも、ノートンは、更新期限が切れていました。
Windowsディフェンダーが動作していることを確認。
Windowsアップデートは、エラーで更新できないアップデートが有ります↓

エラーコードは、 0x800f0922
対象アップデートは、KB5012170 ↓

ネットを検索すると、、、すぐに大量に出てきました。
ディフェンダーを無効化したり、システムファイルチェッカーを実行しましたが、効果無し。
BIOS(UEFI)に関連があるので、最終BIOS(Ver 6.60)にアップデートしてみることに。
BIOSは、メーカーダウンロードページから↓
https://dynabook.com/assistpc/download/modify/dynabook/bz35/xxv/bios/index_j.htm
最終バージョンと思われますが、提供が2018年となっているので、改善が見込めない可能性が大きい。。。
それでも、わずかな可能性にかけて、アップデートのファイルを実行↓

6.10 > 6.60 へバージョンをアップします。
実行すると、すぐに再起動がかかり↓

本体手前右側にある3つのLEDの真ん中が点滅中にBIOSが更新されているらしい↓

画面は何も表示されず真っ暗な状態ですが、そのまま待機します。
Windowsが起動しシステム情報を確認すると、BIOSバージョンがアップデート後の6.60に↓

その後、Windowsアップデートを試しましたが、、、予想通り効果無しでした。
やはり、マイクロソフトからの修正アップデート待ちとしました。
*** 2023年8月2日追記 ***
この時発生し未対応となった「0x800f0922」のエラーに対して、Windowsアップデートにて対処されたようです↓
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1520716.html
通常のWindowsアップデートが行われていれば(Windows10以降はそうなっているはず)すでに適応になっているはず。
************
Windows10 のバージョンを21H2 から最新の 22H2 へ。
その他のアップデートも適応完了(KB5012170以外です)。
Cドライブのクリーンアップとデフラグを実行。
SSDへ移行する前に、データ量を減らし、できるだけフラグメンテーションを解消しておきます(ファイル管理がスッキリする、、、と思う)。
この時点で、デスクトップ表示までに2分強程度に改善。
その後の、ハードディスクへのアクセスも短時間で落ち着くような感じになってきましたが、最後にSSDへの交換を行います。
ハードディスク交換の場合は、メモリの場合と違い、本体底面カバーを外す必要があります。
底面にあるネジを全て外し(内1本はDVDドライブ用)、メモリ部分のカバーの内側のネジ(画像1枚目矢印)も外して、カバー取り外し。
本体内部の状態↓

左側手前にハードディスク。
その向こう側にCPUとファン。
右側のUSBコネクタ用の小さな基盤に接続している白い幅広の配線の下にボタン電池があります。
ハードディスクは、はめ込んでいるだけの固定。
まず、マザーボード側の配線コネクタを外します。
そして、ハードディスクを配線ごと取り外します↓

配線をSSDに付け替え↓

使用したSSDは、256GB
KINGMAX KM256GSIV32
仮に取付て、Windowsの起動を確認↓

特に問題なく起動できました。
元通り組み立てる前に、せっかくなので、CPUファンの部分もクリーニングします。
ディスプレイへのケーブルと、電源ケーブルを外し、ファン手前のネジ1本を外して、ファンを取り外し↓

エアーを吹いてきれいに。
放熱フィン側もきれいにしました↓

全て元通り組み立て。
Windowsの起動を確認。
デスクトップ表示までに40秒弱程度。
やはり、SSDの効果大ですね。
Windowsアップデートのエラーが未解決となったことと、、、
作業完了後の撮影を忘れてしまっていて、完了画像が無いことが心残り。。。
ですが、
すでにお引渡し済み。
ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら
とのご依頼。
以前にSSDへ交換したお客様のご友人の方で、交換を勧められたとのこと。
お客様とお二人でご来店いただきました。
持ち込まれたノートは、東芝の
Dynabook Satellite B65/R
Windows10
状況を確認すると、、、電源ONからデスクトップが表示されるまでに3分近くかかり、その後もハードディスクのアクセスが、延々と続く状態。
10分程度経過後も、アクセスしている状態。
もしや、ハードディスクエラーも考えられるので、SMARTをチェックすると、、、異常無し。
CrystalDiskInfo を使用していますが、表示がでるまでに30秒程度かかりました。
怪しげなソフトが入っていたり、バックグラウンドで動作していることもありません。
それでも、影響がありそうなことと言えば、
・セキュリティーソフトが2つ、マカフィーとノートンがインストールされていること。
・Windowsのアップデートでエラーがあること。
・メモリが4GB
お預かりして、対応することとなりました。
まず、メモリの増設。
オリジナルは、4GBが1枚装着されているので、空いているスロットに4GBメモリを取り付け↓
4GBの2枚に。
エラーチェックで正常動作を確認。
画像の矢印のネジは、底面カバーを取り外す際に外します。
メモリを増やせば程度に差はあっても速くなりはしますが、、、想定していたより効果は小。
次に、Windowsのアップデート等のメンテナンス。
まず、マカフィーとノートンを削除、、、したかったのですが、、、
ノートンが通常のアンインストールで削除できない(無反応)。
そこで、メーカーサイトより削除ツールをダウンロードして実行、アンインストール成功。
→そもそも、ノートンは、更新期限が切れていました。
Windowsディフェンダーが動作していることを確認。
Windowsアップデートは、エラーで更新できないアップデートが有ります↓
エラーコードは、 0x800f0922
対象アップデートは、KB5012170 ↓
ネットを検索すると、、、すぐに大量に出てきました。
ディフェンダーを無効化したり、システムファイルチェッカーを実行しましたが、効果無し。
BIOS(UEFI)に関連があるので、最終BIOS(Ver 6.60)にアップデートしてみることに。
BIOSは、メーカーダウンロードページから↓
https://dynabook.com/assistpc/download/modify/dynabook/bz35/xxv/bios/index_j.htm
最終バージョンと思われますが、提供が2018年となっているので、改善が見込めない可能性が大きい。。。
それでも、わずかな可能性にかけて、アップデートのファイルを実行↓
6.10 > 6.60 へバージョンをアップします。
実行すると、すぐに再起動がかかり↓
本体手前右側にある3つのLEDの真ん中が点滅中にBIOSが更新されているらしい↓
画面は何も表示されず真っ暗な状態ですが、そのまま待機します。
Windowsが起動しシステム情報を確認すると、BIOSバージョンがアップデート後の6.60に↓
その後、Windowsアップデートを試しましたが、、、予想通り効果無しでした。
やはり、マイクロソフトからの修正アップデート待ちとしました。
*** 2023年8月2日追記 ***
この時発生し未対応となった「0x800f0922」のエラーに対して、Windowsアップデートにて対処されたようです↓
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1520716.html
通常のWindowsアップデートが行われていれば(Windows10以降はそうなっているはず)すでに適応になっているはず。
************
Windows10 のバージョンを21H2 から最新の 22H2 へ。
その他のアップデートも適応完了(KB5012170以外です)。
Cドライブのクリーンアップとデフラグを実行。
SSDへ移行する前に、データ量を減らし、できるだけフラグメンテーションを解消しておきます(ファイル管理がスッキリする、、、と思う)。
この時点で、デスクトップ表示までに2分強程度に改善。
その後の、ハードディスクへのアクセスも短時間で落ち着くような感じになってきましたが、最後にSSDへの交換を行います。
ハードディスク交換の場合は、メモリの場合と違い、本体底面カバーを外す必要があります。
底面にあるネジを全て外し(内1本はDVDドライブ用)、メモリ部分のカバーの内側のネジ(画像1枚目矢印)も外して、カバー取り外し。
本体内部の状態↓
左側手前にハードディスク。
その向こう側にCPUとファン。
右側のUSBコネクタ用の小さな基盤に接続している白い幅広の配線の下にボタン電池があります。
ハードディスクは、はめ込んでいるだけの固定。
まず、マザーボード側の配線コネクタを外します。
そして、ハードディスクを配線ごと取り外します↓
配線をSSDに付け替え↓
使用したSSDは、256GB
KINGMAX KM256GSIV32
仮に取付て、Windowsの起動を確認↓
特に問題なく起動できました。
元通り組み立てる前に、せっかくなので、CPUファンの部分もクリーニングします。
ディスプレイへのケーブルと、電源ケーブルを外し、ファン手前のネジ1本を外して、ファンを取り外し↓
エアーを吹いてきれいに。
放熱フィン側もきれいにしました↓
全て元通り組み立て。
Windowsの起動を確認。
デスクトップ表示までに40秒弱程度。
やはり、SSDの効果大ですね。
Windowsアップデートのエラーが未解決となったことと、、、
作業完了後の撮影を忘れてしまっていて、完了画像が無いことが心残り。。。
ですが、
すでにお引渡し済み。
ありがとうございます。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 21:54│Comments(0)
│遅い、遅くなった