2019年03月12日
Windows10のアップデートで消えたデータ
外付けハードディスクのデータが無くなっているのですが、どうにか見つけることはできますか?
とのお問合せ。
よくよく、事情を聞いて見ると、どうも、Windows10 のメジャーアップデート後に消えてしまったよう。
以下の内容は、約1ヶ月前(2月中旬頃)の作業レポートです。
実は、ことの発端は、
Windows10 のアップデート後に、起動できなくなったソフトがあり、再度使えるようにしてほしい。
との依頼でした。
原因となったアップデートは、去年秋のメジャーアップデート「バージョン 1809」です。
去年秋のアップデートが今頃??
と思いましたが、更新履歴を確認すると、確かに3、4日前に適応になっています。
動かなくなったソフトを削除し、再インストールして起動を確認。
また、googleとoutlookのカレンダも見ることが出来なくなっていましたが、再設定を行い連携も確認。
その時は難なく対応を終わりました。
それから、4、5日後に、「データが無くなっている。。。」と、再度連絡をいただきました。
持ち込まれたハードディスクは、IOdata の
My Passport Ultra ↓

早速、データを確認しようとすると、、、外付けHDDのドライブの名前が「回復」となっている。
管理で確認すると、32GBのパーテーションが作成されていました↓

ハードディスクの容量は2TBですが、残りは未割り当てとなっています。
ドライブを開いてみると、、、「回復」パーテーションですね↓

データが消えてなくなってしまうのも当然です。
アップデートの際、なぜ「回復」パーテーションとなってしまったのかは不明。
バージョン1809の公開に当たっては、当初、「ユーザーデータが消える」等の不具合が発覚し、一時公開を停止した経緯がありますが、その不具合とは別の原因と思われます。
消えてしまったデータ(と言っても、ほとんどはWindows上から見えなくなっているだけ)は、そのままではどうにもならないので、ファイル復活ソフトを使用して復旧を試してみます。
ソフトは、「ファイナルデータ11plus 特別復元版」
2TBともなると、まる1日ぐらいかかるかと思いましたが、、、予想をはるかに上回る5日間でした。
→なぜか、途中からハードディスクへのアクセスが途切れることが多くなり、その分時間がかかっているようです。
パーテーションが書き換えられてしまっているので、「高度な復元」を使用。
約、1.3TBのデータが復元できました↓

復元情報を元に、他のハードディスクへコピーし復活させます。
ファイル名までは復元できず、頭に「#」の付いたファイル名となります。
ただし、拡張子別にフォルダへ振り分けられるので、ファイルの種類(ワードやエクセル、画像、音楽、動画・・・等)は判別できます。
→ディレクトリ構造の復元も場合によっては可能のようですが、今回は、復元データがかなり大きくなることが予想されたので、行いませんでした(2TBのハードディスク無し)。
全て復元後、復元データを元の外付けハードディスクへコピーし作業完了です。
少し話がずれますが、
去年秋の、Windows10 の1809アップデート適応後に、何らかの不具合が発生することが多いように思います。
感覚的には、昨年12月下旬から以降。
ソフトが使用できなくなった、設定が消えた、Windowsが起動しなくなった、、、等さまざまです。
ソフトが使用できない→削除後、再インストール
設定が消えた→再設定
起動できない→Windows10 修復ディスクやインストールメディアから、対応。最悪、初期化。
のような対応となりそうです。
パソコン診療所
うえはら
とのお問合せ。
よくよく、事情を聞いて見ると、どうも、Windows10 のメジャーアップデート後に消えてしまったよう。
以下の内容は、約1ヶ月前(2月中旬頃)の作業レポートです。
実は、ことの発端は、
Windows10 のアップデート後に、起動できなくなったソフトがあり、再度使えるようにしてほしい。
との依頼でした。
原因となったアップデートは、去年秋のメジャーアップデート「バージョン 1809」です。
去年秋のアップデートが今頃??
と思いましたが、更新履歴を確認すると、確かに3、4日前に適応になっています。
動かなくなったソフトを削除し、再インストールして起動を確認。
また、googleとoutlookのカレンダも見ることが出来なくなっていましたが、再設定を行い連携も確認。
その時は難なく対応を終わりました。
それから、4、5日後に、「データが無くなっている。。。」と、再度連絡をいただきました。
持ち込まれたハードディスクは、IOdata の
My Passport Ultra ↓
早速、データを確認しようとすると、、、外付けHDDのドライブの名前が「回復」となっている。
管理で確認すると、32GBのパーテーションが作成されていました↓
ハードディスクの容量は2TBですが、残りは未割り当てとなっています。
ドライブを開いてみると、、、「回復」パーテーションですね↓
データが消えてなくなってしまうのも当然です。
アップデートの際、なぜ「回復」パーテーションとなってしまったのかは不明。
バージョン1809の公開に当たっては、当初、「ユーザーデータが消える」等の不具合が発覚し、一時公開を停止した経緯がありますが、その不具合とは別の原因と思われます。
消えてしまったデータ(と言っても、ほとんどはWindows上から見えなくなっているだけ)は、そのままではどうにもならないので、ファイル復活ソフトを使用して復旧を試してみます。
ソフトは、「ファイナルデータ11plus 特別復元版」
2TBともなると、まる1日ぐらいかかるかと思いましたが、、、予想をはるかに上回る5日間でした。
→なぜか、途中からハードディスクへのアクセスが途切れることが多くなり、その分時間がかかっているようです。
パーテーションが書き換えられてしまっているので、「高度な復元」を使用。
約、1.3TBのデータが復元できました↓
復元情報を元に、他のハードディスクへコピーし復活させます。
ファイル名までは復元できず、頭に「#」の付いたファイル名となります。
ただし、拡張子別にフォルダへ振り分けられるので、ファイルの種類(ワードやエクセル、画像、音楽、動画・・・等)は判別できます。
→ディレクトリ構造の復元も場合によっては可能のようですが、今回は、復元データがかなり大きくなることが予想されたので、行いませんでした(2TBのハードディスク無し)。
全て復元後、復元データを元の外付けハードディスクへコピーし作業完了です。
少し話がずれますが、
去年秋の、Windows10 の1809アップデート適応後に、何らかの不具合が発生することが多いように思います。
感覚的には、昨年12月下旬から以降。
ソフトが使用できなくなった、設定が消えた、Windowsが起動しなくなった、、、等さまざまです。
ソフトが使用できない→削除後、再インストール
設定が消えた→再設定
起動できない→Windows10 修復ディスクやインストールメディアから、対応。最悪、初期化。
のような対応となりそうです。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 17:47│Comments(0)
│データを取り出したい