2019年09月19日
外付けハードディスクのハードディスク交換
外付けハードディスクに保存していたデータが全部消えているようなんですが、復活できますか?
とのお問合せ。
お伺いして状況を確認すると、外付けのハードディスクは、30GB程のみ。
「ディスク管理」で見てみると、、、30GB以外に、2つのパーテーションがありますが、フォーマットされていない状態。
これでは、Windows上でドライブとして表示できないので、保存したデータにもアクセスできません。
外付けハードディスクは、
IODATAのEX-HD4CZ
4TBです。
消えたデータ(実際はWindowsから見えなくなっているだけ)の復旧は、ファイナルデータを使用。
データ量は、「ハードディスクの半分強ぐらい保存されていたはず。」とのこと。。。
ハードディスクの容量と、実際に保存していたデータの総量も大きいことから、かなり時間を要することが予測されます。
事前に、
・作業期間が長期間(1週間~2週間)要する。
・他の作業との兼ね合いから、さらに長期化することも考えられるので、納期は未定。
を了承いただき、依頼を引き受けることとしました。
いつものことならが、
・データがどの程度復旧できるか
・必要なデータが復旧できるか
・復旧したデータが、実際に使用(開く)ことができるのか
は、実際に復旧作業を実行してみないことにはわかりません。
→パソコン診療所では、通常成功報酬としていますが、復旧ソフトを使用してのデータ復旧に関しては、上記のようなことから、復旧の成功失敗にかかわらず、基本料金として5000円を頂いております。
復旧のためハードディスクをスキャンしていると、読取エラーのため、たびたび停止(計22回)。
そのたびに、正常にスキャンできた範囲を指定して再スキャン、データ復旧の作業を繰り返したため、結局、作業終了までに、1ヶ月近くかかりました。
作業の結果、、、
約730GB程度(数にすると十数万ファイル)のデータが復活しました。
ただし、実際に使用できるかどうか、開いてみるまでは不明です(中には開けないファイルもありました)。
復旧したデータは、新しく購入したデスクトップ用のハードディスク(4TB)に保存。
そのハードディスクを、IODATAの外付けHDDに内蔵されているハードディスクと交換します。
まず、外付けHDDのケースを開けます。
本体後面のネジを1本外します。
ケースのカバー側になっている部分をずらして、、、ずらして、、、ずれない!?
隠れたネジを探してみましたが、それらしい部分に無い。
で、もう一度ずらしてみようとしましたが、、、隙間はできるのですが、、、なかなか固い。
ネットを調べてみて、、、↓のユーチューブ動画を参考にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=TMxJyA2NAjE
ありがとうございます。
結果、、、カバーの取り外し成功↓

当初の予想通り、カバー部分を右側にずらすといいんですが、、、
端子のある後面の端部分を、あらかじめ外しておくことが肝のようです↓

丸印のかみ合わせの「ツメ」が固い。
斜め上にずらすように浮かしておき、それから、カバー全体をずらして取り外し。
基板両側の矢印のネジを外して↓

垂直に持ち上げるように、基板ごとハードディスクを取り出します。
内蔵されていたハードディスクは、WestrnDigital製 WD40EZRZ ↓

ネジ4本を外して、ゴムもはがしておきます。
基板は、そのまま引き抜けます。
復活したデータを保存するために購入したハードディスクも同製品でした(左側)↓

同じ製品の場合、不具合品と正常品がわからなくなりがちなので、不具合品には、すぐに目印をつけるようにします(右側に×マーク)
データが保存されているハードディスクに、基板とネジとゴムを取り付け。
さらに、ケースに収めます↓

この状態でパソコンに接続して、認識することを確認。
カバーを取り付け、ネジ止めして作業完了↓

すでに、お届け済みです。ありがとうございます。
不具のハードディスクは、分解して内蔵されている磁気ディスク(プラッタと言います)をコンクリートで傷つけ、基板、磁気ヘッド部分、磁気ディスクをバラバラにスクラップへ。
パソコン診療所
うえはら
とのお問合せ。
お伺いして状況を確認すると、外付けのハードディスクは、30GB程のみ。
「ディスク管理」で見てみると、、、30GB以外に、2つのパーテーションがありますが、フォーマットされていない状態。
これでは、Windows上でドライブとして表示できないので、保存したデータにもアクセスできません。
外付けハードディスクは、
IODATAのEX-HD4CZ
4TBです。
消えたデータ(実際はWindowsから見えなくなっているだけ)の復旧は、ファイナルデータを使用。
データ量は、「ハードディスクの半分強ぐらい保存されていたはず。」とのこと。。。
ハードディスクの容量と、実際に保存していたデータの総量も大きいことから、かなり時間を要することが予測されます。
事前に、
・作業期間が長期間(1週間~2週間)要する。
・他の作業との兼ね合いから、さらに長期化することも考えられるので、納期は未定。
を了承いただき、依頼を引き受けることとしました。
いつものことならが、
・データがどの程度復旧できるか
・必要なデータが復旧できるか
・復旧したデータが、実際に使用(開く)ことができるのか
は、実際に復旧作業を実行してみないことにはわかりません。
→パソコン診療所では、通常成功報酬としていますが、復旧ソフトを使用してのデータ復旧に関しては、上記のようなことから、復旧の成功失敗にかかわらず、基本料金として5000円を頂いております。
復旧のためハードディスクをスキャンしていると、読取エラーのため、たびたび停止(計22回)。
そのたびに、正常にスキャンできた範囲を指定して再スキャン、データ復旧の作業を繰り返したため、結局、作業終了までに、1ヶ月近くかかりました。
作業の結果、、、
約730GB程度(数にすると十数万ファイル)のデータが復活しました。
ただし、実際に使用できるかどうか、開いてみるまでは不明です(中には開けないファイルもありました)。
復旧したデータは、新しく購入したデスクトップ用のハードディスク(4TB)に保存。
そのハードディスクを、IODATAの外付けHDDに内蔵されているハードディスクと交換します。
まず、外付けHDDのケースを開けます。
本体後面のネジを1本外します。
ケースのカバー側になっている部分をずらして、、、ずらして、、、ずれない!?
隠れたネジを探してみましたが、それらしい部分に無い。
で、もう一度ずらしてみようとしましたが、、、隙間はできるのですが、、、なかなか固い。
ネットを調べてみて、、、↓のユーチューブ動画を参考にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=TMxJyA2NAjE
ありがとうございます。
結果、、、カバーの取り外し成功↓
当初の予想通り、カバー部分を右側にずらすといいんですが、、、
端子のある後面の端部分を、あらかじめ外しておくことが肝のようです↓
丸印のかみ合わせの「ツメ」が固い。
斜め上にずらすように浮かしておき、それから、カバー全体をずらして取り外し。
基板両側の矢印のネジを外して↓
垂直に持ち上げるように、基板ごとハードディスクを取り出します。
内蔵されていたハードディスクは、WestrnDigital製 WD40EZRZ ↓
ネジ4本を外して、ゴムもはがしておきます。
基板は、そのまま引き抜けます。
復活したデータを保存するために購入したハードディスクも同製品でした(左側)↓
同じ製品の場合、不具合品と正常品がわからなくなりがちなので、不具合品には、すぐに目印をつけるようにします(右側に×マーク)
データが保存されているハードディスクに、基板とネジとゴムを取り付け。
さらに、ケースに収めます↓
この状態でパソコンに接続して、認識することを確認。
カバーを取り付け、ネジ止めして作業完了↓
すでに、お届け済みです。ありがとうございます。
不具のハードディスクは、分解して内蔵されている磁気ディスク(プラッタと言います)をコンクリートで傷つけ、基板、磁気ヘッド部分、磁気ディスクをバラバラにスクラップへ。
パソコン診療所
うえはら
Posted by パソコン診療所 at 21:43│Comments(0)
│データを取り出したい